仮想通貨ってハッキングされるよね?
ハッキングから守れる方法なんてあるの?
取引所のセキュリティは大丈夫なの?
これらのお悩みを解決していきます。
この記事のポイント
・ハッキングを100%回避することが可能
・ネット上と切り離して資産を保管できる方法がある
・セキュリティレベルは格段に高くなった
仮想通貨のハッキング事件
ニュースで「取引所がハッキングされた」とたまに見ることがあります。
まずはハッキング事件をご紹介します。
ハッキング事件4選
- マウントゴックス事件
- The Dao事件
- Zaif事件
- コインチェック NEM事件
どんな事件か簡潔に解説します
マウントゴックス事件
2014年に世界有数の仮想通貨取引所のマウントゴックスで75万ビットコインが流出しました。
犯行手口:不明
犯人:不明
被害額:約400億円
犯行は不明ですが、内部犯行と噂されています。
マウントゴックス社は経営破綻となりました。
当時、破綻したため返金対応はされませんでした。
しかし2021年から債務者への補償を目的としてマウントゴックス社は再生計画が行われています。
The Dao事件
2016年にThe Daoから360万イーサリアムが流出しました。
The Daoとは
自動分散型投資ファンドサービスを行っていた企業。
犯行手口:ハッキング
犯人:不明
被害額:50億円
返金対応はされました。
Zaif事件
2018年に国内の仮想通貨取引所のZaifからビットコイン、アルトコインの流出がありました。
犯行手口:ハッキング
犯人:不明
被害額:70億円
返金対応はされました。
コインチェック NEM事件
2018年にコインチェックからネム(NEM)が流出しました。
犯行手口:ハッキング
犯人:不明
被害額:580億円
返金対応はされました。
コインチェックの規約上は返金しないはずなんだけど、返金対応でお客様の信頼度は上がりましたね
ハッキングされるのはホットウォレットで保有しているから
ホットウォレットに保管しているとハッキングされたときに資産は流出していまします。
ホットウォレットとは
オンライン上の資産保管庫
ハッキングされるならホットウォレットに良いことってあるの?
ホットウォレットのメリット
・いつでも取引ができる
・維持管理費がかからない
オンライン上にあることで取引がスムーズに行えます。
また、オンライン上に資産を置いておくだけなので維持管理も楽になります。
対してデメリットは想像つくかと思います。
ホットウォレットのデメリット
・ハッキングされたら流出する
オンライン上にあるので、ハッキングされたら当然資産は無くなります。
何故ハッキングされたのか
理由は1つしかありません。
前述で述べた通り、ホットウォレットに資産があるのにセキュリティが弱いからです。
しかし、ハッキング事件が行なわれる度にセキュリティレベルは上がりました。
コインチェックのセキュリティ対策をご紹介します。
セキュリティ対策
・2段階認証
・コールドウォレット
代表的な対策は上記2つです。
2段階認証を設定することで、不正ログインができなくなります。
さらにお客様の資産はコールドウォレットにすることで私たちの資産のハッキングは限りなく不可能になりました。
コールドウォレットならハッキングされない?
コールドウォレットで仮想通貨を保管していてハッキングされた実績はありません。
コールドウォレットとは
オフライン上の資産保管庫
ホットウォレットとの違いは、オンライン上かオフライン上で保管しているか。です。
コールドウォレットのメリット
・ハッキングは限りなく不可能
コールドウォレットは種類があります。
オフラインで保管する方法として2つご紹介します。
ペーパーウォレット
1つは「ペーパーウォレット」で保管する方法です。
方法として秘密鍵と呼ばれるコードを紙に印刷します。
その紙には資産の情報が暗号化して記されており、完全にネット上から切り離したと言えます。
ただ、紙で保管なので紙自体を無くすケースも考えられます。
ハードウェアウォレット
もう1つは「ハードウェアウォレット」で保管する方法です。
イメージとして、パソコンのデータを保管するときに使用するUSBはみなさんご存じかと思います。
仮想通貨にも専用のUSBがあり、それをハードウェアウォレットと呼んでいます。
ハードウエアに保管することでオンライン上かつパソコン上から完全に切り離せます。
その他にもデスクトップウォレット、ウェブウォレット、モバイルウォレットと呼ばれる保管方法があります
取引所の仮想通貨保管方法
資産を預ける取引所の保管方法はホットウォレットなのか、コールドウォレットなのか気になりますよね。
そこで、人気のある安心して使用できる3つの取引所の管理方法をご紹介します。
コインチェック
ハッキング事件はあったものの、今や人気の取引所になっています。
今コインチェックはお客様の資産はほぼコールドウォレットで保管しております。
ホットウォレットに1部資産を残しているのは取引がすぐ行えるようにしているからです。
また、二段階認証やSSL暗号化通信を用いてセキュリティレベルの高さを魅せています
bitflyer
セキュリティレベルの高さを誇るbitlyferは私たちの資産の80%はコールドウォレットで保管しています。
セキュリティに関して、FW(ファイヤウォール)やWF(ウエブアプリケーションファイアウォール)が高レベルなのでハッキングの心配はありません。
GMOコイン
GMOコインはお役様の資産全てをコールドウォレットで保管しています。
万が一、お客様の資産がハッキングされても全額保証してくれます。
ホットウォレットにたどり着くまでの流れは複数部署の承認が必要なので、簡単にはオンライン上で資産を保管することはありません。
\ 顧客満足度No.1 /
無敵のハードウォレット保管
取引所も怖いから資産管理は自分でしたい!という方も多いです。
でも自分で管理するのなんて面倒…難しそう…と思っている方へおすすめしたいのが
Ledger Nano S Plus 、 Ledger Nano X です。この商品はハードウォレットとして簡単に資産を自分一人で保管することができます。
商品を比較してみましょう。
Nano SとNano Xを比較
Nano S Plus | Nano X | |
---|---|---|
価格(税込) | 11,549円 | 23,937円 |
容量 | 1.5MB | 2MB |
Bluetooth | × | 〇 |
USBtype | Type-C | Type-C |
重さ | 21g | 34g |
サイズ(㎜) | 62.4×17.4×8.24 | 72×18.6×11.75 |
バッテリー | × | 100mAh |
対応 | Android | Android・iOS |
Nano SとNanoXの大きな違いは
・Bluetoothに対応しているか
・バッテリータイプか
・iOSに対応しているか
この3点です。
Apple製品はiOSなのでNano Xしか扱えません
Nano S PlusとNano Xを徹底比較
Bluetooth、バッテリー、iOS以外にも差はあるのか比較していきます。
大きさ比較
Nano S Plus:手前 Nano X:奥
Nano S Plusのほうがかなりコンパクトです。3㎝程度の違いしかありません。
ディスプレイ比較
上:Nano S Plus 下:Nano X
画面の大きさもあまり差はありませんが、Nano Xのほうが少し大きい分、見やすさは増します。
それでも悩む…という方は
やはりBluetoothに対応しているかどうかで選ぶのが良いでしょう。
Nano Xであればどこでも簡単に資産の移動は可能という点は大きな違いです。
Ledgerシリーズで必要となる専用アプリ
Ledger Liveはお持ちの仮想通貨やNFTをLedgerに移動するためにインストールの必要があります。
下記から簡単にインストールできるので、資産移動前にご準備してください。
購入前の注意点
Jedgerシリーズは今は中古でも購入することができます。
しかし、そのLedgerにウイルスがあった場合、資産を守ることはできないので絶対中古品から購入しないでください。
購入はLedger公式サイト 、または下記リンクよりご購入ください。仮想通貨をハッキングから守る まとめ
今は多くの取引所が存在しており、セキュリティレベルも向上しています。
コールドウォレットで資産を保管していない取引所もありますが、日本の有名な取引所は今は安全です。
しかし、ハッカーはそれをいつ破るか分かりません。
万が一でも資産を失わないために、完全にPC上から切り離せると安心して資産を守ることができるかと思います。